一般社団法人 日本清掃収納協会ブログ
冬服衣替えに必見!洋服のしみ抜き
みなさまこんにちは。
日本清掃収納協会でございます。
日に日に夏が近づく陽射しの元、みなさま衣替えは終了しましたか?
今日は冬物衣類を保存する前の衣類についたシミ抜きについてお伝えいたします。
日本清掃収納協会 片づけ収納マイスター1級・清掃マイスター1級認定講師 沖田 有紀子がお伝えいたします。

【失敗しない漂白の極意】
まずは、酸素系漂白剤から試し、取れない場合は徐々に漂白力を上げるのがポイントです。
基本的に酸素系漂白剤は色柄物に使用できますが、衣類によっては、色はげを起こす場合があります。
特に色柄物の衣類や大切な衣類をいきなり強い漂白をしてしまうことが原因です。
大切な衣類の場合は、目立たない所で、色落ちしないか?の確認を行いましょう。
洗濯表示を正しく理解することも大切です。
【漂白剤も色々】
臭いがツーンとする塩素系漂白剤。そして、今回ご紹介する塩素系の漂白剤は酸性のものと混ざると、有害なガスを発生させることからここでは、色柄物にも使える酸素系漂白剤を利用したシミ抜きの方法をご紹介します。
【液体と粉末どっちがいいの?】
漂白・除菌・消臭の効果もある酸素系漂白剤は、液体よりも粉末の方が洗浄効果が高くなります。
市販されている酸素系漂白剤には、液体タイプと粉末タイプの商品がありますが、実は液性に違いがあります。
液体タイプは酸性、粉末タイプは弱アルカリ性です。
衣類の汚れには皮脂汚れやキッチンの油汚れ、食べ物のシミなど酸性の汚れが多く、上記で挙げた汚れの殆どが酸性であることから、汚れを中和させて落とす働きのあるアルカリ性洗剤である粉末タイプの方がオススメです。
【大事な衣類を守る。色落ちを確認する方法】
酸素系漂白剤は殆どの色柄物にも使えますが、大事な衣類は失敗したくないものですよね。そんな失敗を防止する為には、適量に溶かした酸素系漂白剤を衣類の目立たない所に塗り、5分置きます。変色するものやタオルなどを当てて、揉んだ時に色が移る物は、色落ちする可能性があるので、クリーニングをおすすめします。
【洗濯表示を確認する】
多くの酸素系漂白剤は、殆どの衣類に利用出来ますが、洗濯表示を正しく理解することも大切です。

⇒水洗い出来ない

⇒漂白出来ない
消費者庁ホープメージより抜粋
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html
【酸素系漂白剤が利用出来ないもの】
・洗濯表示で、水洗いが出来ない物
・洗濯表示で漂白処理が出来ない物
・毛・絹の混紡品
・水や洗濯用石けんで色が出る物
・含金属染料で染めた物
・ボタン・バックル
(その他、酸素系漂白剤が利用出来ないもの)
・ステンレス以外の金属製の容器
・漆器
・鉄分の多い水とは一緒に使えない
≪実際に漂白する方法≫
・まずは、給湯温度を48度に上げて、その中に洗剤を溶かします。
《洗剤利用の目安》お湯2Lに対し、大さじ1(10g)

シミのついた衣類を洗剤液の中に投入。15~30分漬け置きします。


漬け置きした洗剤液ごと洗濯機に入れて、通常運転をして干します。
すると、どうでしょう?
黒ずんでいた袖口の黒ずみとともに、袖口についていたオレンジのシミがとれました。


注意点!
・給湯温度を上げた後は、必ず設定温度を元に戻しましょう。
・酸素系漂白剤を使用する場合は、ビニール手袋などを利用しましょう。
・シミが落ちなくても、塩素系漂白剤と混ぜて使用しないようにしましょう。
・繊維が黄ばむ場合があるので、漂白中は直射日光に当てないようにしましょう。
・生地を傷めたり、色落ちすることがあるので2時間以上は浸さないようにしましょう。
いかがでしたか?
これから、衣替えの季節、洗濯表示マークを確認しながら、ご家庭で酸素系漂白剤を上手に活用して行きましょう。
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2018.05.02
